上腕部にシールドを接続しました。左肩のスパイクアーマーを、ビルダーズパーツに差し替え。
写真はロングスパイクですが、バランスが悪いので、後でショートタイプに変更しています。
各所にスジボリを追加。
ザクキャノンの上腕部って、グフのパーツなんですね!
これはマッシブで好みです。
マシンガンやバズーカを持たせる際に、マニピュレーターに干渉しないよう、シールド内側にてスライドするギミックを挿入しています。
シールドは、360度回転します。
ザクキャノンのスパイクアーマーは、通常ザク2の形状と比べて単調で、あまり好みのタイプではないので、スジボリにてディティールアップ。
ユニコーンで、一瞬チラッと腰の背面に、バーニアとプロペラントタンクが見えます。
これを追加すると、武装のゴテゴテ感が出てカッコいいので、コトブキヤの改造パーツの「ガトリング砲タンク」にビルダーズパーツのバーニア(スラスター)をくっつけ、それっぽく改造。
MMP-80マシンガンの可動域に影響しない位置に接続しています。
MMP-80マシンガンですが、ゲームのバトルオペレーションのスタイルのように、銃口が真下に回転するように、回転軸を追加。軸が折れないよう、中に真鍮線(0.8mm)をぶち込んでいます。
背面はこんな感じにゴテゴテしています。やっぱりバーニア的な形状が無いと、MSっぽく無いんですよね。
ぐるぐる回転しますよ。(MMP-80マシンガン)
ぐるぐる
ぐるぐる
こんな風にコンパクトに畳めます。
シールドの内側に、180mmキャノン砲の予備弾倉を追加。
というか、MGのキットを作っていていつも思うのですが、マシンガンなら、マガジンを追加できるからそれらしく決まるけど、バズーカの弾倉って、フタしたら全く見えなくなるんですよね。
これはもったいないので、むき出しにしてみました。
足の可動域も、申し分無いですね。
スジボリとプラ板を各所に散りばめ、ディティールアップ
ふくらはぎの内側にも、スラスターを追加。
なんとなく全体形になりました。
イキがって、180mmキャノン砲の銃身を長くしたら、依頼主に却下され、この後別な形状に修正します。(とほほ…)
塗装に入りました。内部フレームも細かく塗り分けしています。
バズーカとマシンガンの銃身を「サーマル・ジャケット」の形状に変更。
直径7mmのプラ棒にポリパテを巻きつけ、マステで長さのアタリを前後につける。
銃身の直径を銃口や前後の直径と合わせる。
銃身の直径が決まったら、布の形状を表現するのに、爪先で凹凸をつける。(やリ過ぎない)
布の形状が決まったら、カッターの背で、節目をつける。(後ほどこの節目に、タコ糸の細いものを巻きつける)
接続部分を鉄ヤスリで垂直に整える。
接続部の形状を整えたら、ニッパーの背で、前後に回転させながらゆっくりとカット。
(一気に切り落としたり、ニッパーの刃先が太いと割れます)
サーマル・ジャケット完成(未塗装)
瞬間接着剤で付けるだけでは、重力が作用して、銃身が垂れてみっともないので、銃身の後方に真鍮線の軸を入れると、接着時に角度を調整でき、カッコよく決まります。
武装には全て硝煙塗装を施しました。
コクピットにはパイロットフィギュア搭乗(塗装済み)
両胸のダクトはデフォルトですと、赤ですが、バトオペタイプに合わせ、ガンメタルで塗装。
モノアイにメタルパーツとクリアドームの組み合わせ。
アンテナはラビットタイプを選択。(こっちの方がエースっぽくて好みです)
シールドに、チェーンをつけてデコレーション。
ダメージ処理は、ヒートペンを使い、被弾して口が開いたところは、ガンメタルやチタンシルバーなどの色層表現を用いてリアルに。
これは、大河原先生のMSV画を参考に追加しています。
デカールを貼ったあとは、つや消しクリアーを吹いて凹凸を無くしています。
肘の形状を多少変えています。
左のシールド内側にMMP-80マシンガンの弾倉を追加。
チェーンがワイルドだぜぇ(古っ!?)
スパイクアーマーはレッドショルダーに。
上半身完成!
サーマルジャケット完成!
ここで注目していただきたいのは、節目に巻いている「タコ糸」です。
実を言えば、これはタコ糸ではなく、釣りで使う「PEライン」といって、ナイロン糸を高密度で巻き込んだ糸です。この「PEライン」は、100mm、¥1,600くらいする高額商品なんです。
(キットより高かったりして…)1/100スケールに合わせるため、100均で売ってる糸では太すぎるのです。(このへん、こだわってます)
180mmバズーカ砲にも、サーマル・ジャケット。これもPEラインが効いてスケール感を醸し出しています。
スモーク・ディスチャージャーの銃身にメタルパイプを追加。
弾丸を打ち込むものじゃないから必要ないですが、それっぽくが大事です。
脚部の装甲には、丸ビスを各所に追加して陸戦兵器っぽく。
左足首に、ハシゴ?!のようなものを追加。
右足首に、ヒート・ホークを装備。
脚部完成!
製作の感想としては、このキットが通常販売版として販売していたころは、まだまだMGの需要が高かったんだなぁと感じた。是非とも今後も定期的に販売していっていただきたい。
非常によくできた、バランスの良いキットです。
また作ります!