“武人の鑑”と称された、ジオン公国軍の指揮官、ノイエン・ビッター少将。
この「武人」らしさを、どのように表現できるか、悩みました。
キンバライト基地のMSは、武器弾薬に至るまで、現地修理、現地補給であることを想定しました。
シールドは被弾したものを補強しています。
ブースターについては、対艦隊戦による出力増強を想定し、プロペラントタンクから直に噴射できる高機動型バーニアをオリジナルで増設しました。ランドセルに接続している動力パイプは、方向操舵用です。
武装については、硝煙効果を施して、激戦の様相を表現しています。
装甲は、現地改修を戦闘の度に繰り返し補強していると想定し、ペタペタ張り替えて使い回している様を考え、細かくスジボリにて表現しています。
マニピュレーターは、ビルダーズパーツに差し替えていますが、キットのものより大型なので、右手のマシンガンのグリップを改修し、大型化しています。
左手については、「パー」のタイプの指関節に細かく切れ目を入れて、威圧感を増す表情に改修しています。
ダメージ効果は、一方向からの砲撃のみ、装甲で防御していることを想定し、ダメージ方向を一定にしています。
パイロットフィギュアは、体型が似ているランバラルのフィギュアをプレバンの余りパーツより流用しています。
破壊され、踏み潰されているジムコマンドは、これもプレバンの余剰パーツや、1/100サイズの余剰パーツ等を組み合わせて、それっぽく。また、ドロドロに金属が溶けているように、やり過ぎないように作りこみました。こっちのほうがザク本体よりこだわってたりして…。