MG-14A ゲルググ カスペン大佐専用機 MG1/100スケール
本商品は、MG1/100ガトー専用ゲルググをベースに改修しています。
◎クレンザーと中性洗剤にて全パーツ洗浄。
◎基本工作：ゲート処理、パーティングライン処理。工作後、サンドペーパー400番にて凹凸をフラットに。
◎ 塗装：
■下地塗装：サーフェイサー吹き付け処理。吹付後、スジ彫りの掘り起こし処理。サンドペーパー400番にて凹凸をフラットに。
次に、クレオスつや消しブラック＋ガンメタルで全塗装。
■本塗装：エアブラシによるグラデーション塗装。
■装甲（薄い銀）クレオス。クロームシルバー9：アイアン1の比率で塗装。
エアブラシ吹付後、高密度繊維布で磨き上げ。
■装甲（濃い銀）クレオス。クロームシルバー2：アイアン1：ジャーマングレー5：ブラック（半光沢）2の比率で塗装。
こちらも高密度繊維布で磨き上げ。
■各バーニア部：よりリアルな表現を目指し、航空機などのジェットなどを参考に塗装。
外側：クレオスとタミヤのクロームシルバーを5：5の比率で塗装。
内部：クレオス、ブラス。
こちらも高密度繊維布で磨き上げ。
■ 内部メカニック部分：全塗装済（クレオスつや消しブラック＋ガンメタル）
感想：
MS Igloo 黙示録0079 第３話 「雷鳴に魂は還る」と第２話にチラッとだけ登場する、「カスペン大佐専用ゲルググ」をガトー専用機を改造して作りました。
カスペン大佐は、カスペン戦闘部隊の大隊長を務める、とても階級が高く、戦闘で左腕を負傷して義手であることから、相当戦火の中を戦い抜いてきたであろう。
そのことを踏まえて、誇りと凄みが感じられる仕上がりにしようと試みました。
どのように、それを表現すべきか、塗装に入ってからも、悩み試行錯誤の繰り返しでした。
キット自体が完成してからも、撮影時の背景をどんな表現にしたら良いかも悩み、３パターン背景を替えて取り直しました。
また、撮影時に、効果が出ていないと思われる部分（足の裏のバーニア等）の改修も行いました。
改修箇所としては
1.太ももの幅を４ミリ象嵌
2.ショルダーアーマーの「サブスラスターユニット」は、設定資料には無いので、フラットに改修。
また、全体のフルムも設定に合わせてエッジをシャープに削りこんでます。
3.頭頂部を削り込み、顔全体もシャープなラインに削り込んでいます。
4.盾をどうするかは相当悩みました。
形状の「タガメっぽさ」を強調するため、こちらもエッジをシャープに削り込み。
５.ニーパット部分も設定通りにシャープに。
6.各パーツに「メタルビーズ」を追加。（ショルダー、胸、腰、足首）
８.モノアイはHアイズとノズルパーツの組み合わせに差し替え。
9.マーキングはほぼ設定通りにフルスクラッチ。
マーキングには、かなりこだわりました。
３パターン作成し、その中から、より設定に近いものを選びました。
※パーソナルマークである「ドクロマーク」はPCの画像ソフトを使用し、エンボス加工。
※盾のジオンマークと00も、PCの画像ソフトを使用し、キット塗装のテクスチャーに限りなく近づけました。（テクスチャー処理）
総体的に見て、劇中のCG画像風により近づけるようにする工夫が一番努力した点です。
色見本も４〜５パターンは作りました。
PC画面で見るよりも、キット本体を見ていただいたほうが、より劇中の雰囲気に近いです。
本日の夜８時くらいには、「ホビースペースジュン」さんのお店で、展示してもらえます。
２週間くらいは展示してもらえますので、興味のあるかたはぜひお店へ足をお運びください。
私も、夜10時くらいまでは、お店に遊びに行ってますので。
